「癒しのお隣さんには秘密がある」36〜40話|再会したストーカーに自覚する恋心

漫画レビュー・感想
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好きな人が“ストーカー”だった——。
そんな衝撃的な展開から始まるこのマンガ『癒しのお隣さんには秘密がある』。
19〜35話では、恋が芽生えた直後に明かされた衝撃の事実に、多くの読者が息をのんだはずです。

そして今回の36〜40話では、ついにふたりの再会が描かれます。
あの後輩の「会っちゃえばいいじゃない」の一言から、まさかのクリスマスパーティーでの再会。
やつれた仁科さんの姿に、藤子の心は再び揺れ始めます。
ここからは、再び交わるふたりの想いに注目です。
※ここから先はネタバレを含みますのでご注意ください。

おすすめポイント

1.藤子に会えて嬉しそうな“元ストーカー”仁科さん

久しぶりに藤子に会った仁科さんは、申し訳なさそうにしながらも嬉しそう。
その“嬉しさ”がちょっと暴走して、相変わらずのキモかわ発言を連発(笑)

特に39話では、藤子に軽く腕をはたかれた瞬間に「触られた…!」と喜び出して、
藤子も周囲もドン引き。でも、当の本人は満面の笑み。

それなのに、なんだか可愛く見えてしまうから不思議なんです。
この作品の最大の魅力は、気持ち悪さと愛しさの紙一重バランス
読んでる側も戸惑いながら、つい“仁科さん沼”にハマってしまいます。

2.藤子の変化に心が温かくなる

以前は仁科さんに恐怖心を抱いていた藤子。
でも、久しぶりに会ってみると“怖い”よりも“懐かしい”“もっと話したい”という気持ちが強くなっている。

人の心って、時間や思い出で少しずつ変化するんですよね。
仁科さんの真摯な謝罪と、変わらぬ想いに触れて、
藤子の中でも“恋”の炎が再び灯り始めます。

それでも素直に「好き」と言えない藤子の不器用さがまた切なくて、
読んでいて胸がぎゅっとなりました。

3.ベランダ越しの再会がエモい

そして40話のラスト。
藤子は勇気を出して、もう一度「ベランダで会おう」と伝えます。
この一言に、藤子の中の“恐れ”が“信頼”へ変わったことが伝わってきました。

仁科さんの優しい笑顔と、再び始まるふたりの“癒し時間”。
タイトル通りの「癒し」が戻ってきた瞬間に、思わずほっとしてしまいます。

まとめ

今回の36〜40話では、“恐怖”から“再会”へ、そして“再びの恋”へと、物語が大きく動きます。
ストーカーという異常な関係から、少しずつ「人と人」としての絆を取り戻していく二人。

やつれていても誠実な仁科さん、
戸惑いながらも心を開いていく藤子。
この再会編はまさに「愛と許し」の物語でした。

次回からは、また少しずつ進む“お隣同士の距離”。
果たして藤子は、もう一度仁科さんを信じて歩き出せるのか——。
続きが気になる展開です!

「癒しのお隣さんには秘密がある」シリーズを最初から読む

藤子と仁科さんの“こわくて甘い恋”は、最初から読むともっと胸キュンが倍増します。
二人の出会いから、心の距離が少しずつ縮まっていく過程をもう一度たどってみませんか?

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