「オークの樹の下 111~120話|リフタンの遠征とマクシミリアンの成長に胸が熱くなる展開!」

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リフタンが危険な討伐遠征に出発し、マクシミリアンは修道院で待つことに。離れていても互いへの信頼と絆は揺るがず、再会への期待が胸を締め付けます。今回は111~120話の見どころと、マクシミリアンの成長に注目した感想をお届けします。

あらすじ ネタバレあり

リフタンが危険な討伐遠征に出発し、マクシミリアンは同行できず修道院で待つことになります。別れ際、リフタンはお守りのコインを彼女に託し、深い愛情の中で2人は切ない別れを経験します。その後、マクシミリアンは新たに神聖騎士団団長クアヘルやイシドラと出会い、手紙を託すなど少しずつ居場所や人間関係を広げていきます。

リフタンがしばらく帰れないことを知ったマクシミリアンは気落ちしますが、ワークハウスの活動に参加し、困難な状況で薬草を見つけて人々の役に立つなど成長を見せます。厳しい遠征と修道院での毎日の中で、マクシミリアンは独り立ちや自信を深めつつ、リフタンへの思いを大切にし続けます。離れていても互いへの信頼と絆は揺るがず、やがて訪れる再会への期待が物語を支えています。

おすすめポイント

① 切ない出発

リバドンに到着したマクシーとリフタン。遠征準備と並行して、リフタンはマクシーの滞在先の手配をして、すぐに出発。その去り際はそっけなく、マクシーも驚くほどあっさりと離れていきます。夕日と騎士団のみんなが出発するところを見つめるマクシーの背中は胸が締め付けられる切なさに包まれます。

② リフタンの変化

出発直後、リフタンが戻ってマクシーに駆け寄り、お守りのコインを渡します。
初任務で手に入れたコインで、傭兵の中では「持っていると幸運が訪れる」と言われているもの。リフタンは「お前がこれを持ってくれたら離れていても安心できる」と話し、マクシーへの心配と愛情をはっきり示します。
これまでの「マクシーに不自由させない」リフタンとは違い、自分の気持ちを優先した行動に胸が熱くなります。

③ くらーい修道院と神聖騎士団クアヘル・リオン卿

リフタン出発後、マクシーは修道院での生活を開始。戦況もわからず、他の貴婦人たちと礼拝を行うだけの時間が続きます。絵も薄暗く、読んでいて気持ちが沈む場面です。
しかし、マクシーは行動を起こします。神聖騎士団リオン卿にリフタン宛の手紙を託すことに成功。
リオン卿の鋭い目つきや意味深な発言に、今後の展開への伏線を感じます。

④ マクシーが役立つとき

修道院でのマクシーはこれまでと違い、初対面の騎士や女性たちとも積極的に関わる姿を見せます。
遠征で培った自己管理力や知識が、ワークハウスで活かされ、一目置かれる存在に。
これまでのマクシーを知る読者としては、「これまでのマクシーの人生は無駄じゃなかった」と感じられる瞬間です。

まとめ

111~120話では、リフタンとの切ない別れとマクシーの成長が描かれています。離れていても互いを想う気持ち、そして困難に立ち向かうマクシーの姿は胸を打ちます。次の展開での再会が待ち遠しく、ますます物語に引き込まれます。


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