「公認不倫」で揺らぐ夫婦のかたちーー『1122』無料話から読み解く、結婚のリアルとは?

少年・青年漫画
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結婚して数年たったら、誰でも“最初の頃とは違うな”と感じることってありますよね。
そんな中、「公認不倫」という聞き慣れないルールを取り入れている夫婦が主人公の漫画が『1122(いいふうふ)』です。

タイトルからは想像もつかないディープな夫婦関係が描かれる本作。
今回は、めちゃコミ無料配信分の24話までを読んでの感想と、おすすめポイントをご紹介していきます✨


📚あらすじ(めちゃコミより)

妻・相原一子。夫・相原二也。結婚7年目の仲良し夫婦。セックスレス。子供なし。そんな二人が選択したのは「婚外恋愛許可制(公認不倫)」。おとやには、いちこも公認の“恋人”美月がいる。美月との恋に夢中になり始めるおとやを見て、いちこにも変化が……。『にこたま』の渡辺ペコが描く最新作は、結婚の嘘と真実。結婚したい人もしたくない人も――「結婚」を考えるすべての人に届けたい、30代夫婦のリアル・ライフ!

💡ここがおすすめ!注目ポイント3選

① 仲良し夫婦?それとも仮面夫婦?

お互いに愛情がないわけじゃないのに、セックスレス。
夫には妻公認の不倫相手がいて、一見オープンなようでどこか不自然。

これは“仲良し”なのか、“仮面”なのか……
読むほどに自分の価値観が揺さぶられ、ストーリーの展開が読めなくなってきます。

自分だったら許せる?受け入れられる?と、ついつい考えてしまいます…


② 一子の思い切った選択が衝撃的!

夫は不倫に夢中、自分は放置。
そんな中で一子がとったのは、まさかの【風俗】という選択。

行動に至るまでの葛藤や、行動後の感情の変化がリアルに描かれていて、
読者としても「そこまでしないと満たされないのか…」「風俗ってどんな感じ」と胸がざわつきつつ好奇心が芽生えます。

一子がこの先本当に風俗に行くのか、その後はどんな心境に変わっていくのか、気になって仕方ない!


③ “インナーいちこ”が語る心の本音

一子自身、俯瞰して自分自身や二也のことを見ている印象があった。
でも、“インナーいちこ”というもう一人の自分が登場し、二人で会話しているところをみると、やっぱり一子自身がわかっていなかった本音はここなのかな~と思うことも…

一方で、夫・二也のほうも、恋人と楽しむ“理想の恋愛”と、現実の夫婦生活との板挟みに。

“もっと一緒にどこか行きたい”という恋人の言葉、
“わたしだって何かあるかも”とつぶやく妻の言葉と新しい下着。

無料話が終わるころ二也には、「いいとこどりのはっきりしない男」といや~な感情が芽生えてきます。


まとめ

『1122』は、“結婚ってそもそも何?”という根本に切り込むストーリー。
軽く読むつもりが、気づけば感情移入しすぎてページをめくる手が止まらなくなりました。

無料配信の24話だけでも、夫婦の危うさ、個人の孤独、欲望と理性のせめぎ合いがリアルに描かれていて、読み応えは十分です。

「この先どうなるの?」と気になった方は、ぜひ続きをチェックしてみてください😊💔

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