『灰被り姫は結婚した、なお王子は』21~30話では、すれ違っていた八重と頼久が
やっと本音で向き合い、お互いの想いを確かめ合う尊いエピソードが描かれます。
前回までのお話はこちらで書いてます
今回は、八重の突然の家出から始まり、頼久が彼女を連れ戻すまでのすれ違い、
そして二人の距離が一気に縮まる**“新婚旅行編”が胸を打ちます。
さらに、頼久が美人嫌いになった深い心の傷と過去の家族関係**にもスポットが当たり、
彼の不器用さの理由に思わず涙してしまう展開に…。
この記事では、21~30話のあらすじ(ネタバレあり)、見どころ、頼久の変化や過去、二人の関係性の進展などを詳しく紹介します。
ツンデレ王子・頼久が「夫」として本気になっていく過程に、きっとあなたも心動かされるはずです。
🏠あらすじ ネタバレあり
八重が頼久の父と話したことがバレてしまい、
「頼久に嫌われた」と思い込んだ八重は、家を出てしまいます。
一方、頼久は「八重が結婚生活に不満があって家出をしたのでは」と誤解。
すれ違う二人の気持ちが交差する中、頼久が八重を見つけ出して一緒に帰宅。
ようやく本音で向き合い、「夫婦としてやっていこう」と再確認することができました。
その後、頼久は八重を労おうと、“新婚旅行”として八重の故郷へ向かう計画を立てます。
目的地に着いた八重は、懐かしい人々と再会し、亡き母の墓参りも叶うなど、
心あたたまる時間の中で、二人の絆がますます深まっていきます――。
🌸おすすめポイント
① 夫婦としての絆が一気に深まる展開に胸キュン!
これまでの八重は、頼久に「顔を好かれていない」と感じ、お面をかぶることも。
頼久もまた、八重への気持ちに気づきながら、それを口にすることができないままです。
でも今回、家出騒動を経て、八重は「頼久の屋敷=帰る場所」と思っていることを伝え、
頼久もまた「夫婦としてやっていきたい」と想う気持ちを口にします。
その後の新婚旅行では、頼久が八重のお母さんのお墓に手を合わせ、
「これからは自分が彼女を大切にする」と語る場面はぐっときます…。
さらに、怪我をした八重の世話を率先してする頼久、
八重に近づく幼馴染にやきもちを焼く頼久…
“デレ期突入”の頼久に、ニヤニヤが止まりません…!
② 頼久の過去と「美人嫌い」の理由に涙…
頼久の「美人が怖い」という設定は序盤から描かれていましたが、
今回、ついにその背景が明かされます。
美しいものを愛した父は、美貌を失った母を冷たく突き放し、
そのことで傷ついた母はやがて自ら命を絶ってしまいます。
さらに、母は頼久に執着するようになり、子どもだった頼久は“母の愛”すら恐怖として感じていた――。
そんな複雑な過去を持つ頼久が、八重に向かって
「本当は、どんな姿でも生きていてほしかった」と話すシーンでは、思わず涙。
ちなみに、八重が頼久に「愛を求めなかった」ことが、
逆に頼久の心に自然と入り込めた理由かも…と感じました。
💬まとめ
21~30話では、夫婦としての絆がしっかり描かれ、物語が優しく温かく展開していきます。
頼久の内面が深く掘り下げられたことで、彼の不器用な優しさにも納得。
ツンツンだった彼が、八重にだけ見せる“デレ”に変化していく姿がたまりません。
「好きって言わなくても伝わる」じゃなくて、
「ちゃんと言葉にする」ことの大切さを教えてくれるような、あたたかいお話でした。
次回以降のストーリーでも、二人の関係がどう進展していくのか楽しみです!

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