『癒しのお隣さんには秘密がある』46〜50話|突然の別れと再会、そして愛の告白へ

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大好きな仁科さんと過ごす穏やかな時間。
この関係がずっと続くと思っていた藤子。
――でも、彼女はその先を考えていなかったのかもしれません。

ここからネタバレあります。

お正月、藤子は実家へ帰省。離れている間も仁科さんに連絡を入れるけれど、返信は来ない。
忙しいのだろうと自分に言い聞かせるけれど、アパートに戻っても隣の部屋に灯りはなく、物音ひとつしない。
そして、ついに――引っ越し業者が作業をしている姿を目撃。

仁科さんが消えた。
焦燥感に駆られる藤子のもとに、やがて一通の手紙が届きます。

みどころポイント

① 突然消えた仁科さん

年末に見せたあの笑顔――実は伏線でした。
年明け、藤子の前から姿を消した仁科さん。
その消え方が潔くて、「さすがストーカー、用意周到…」と感じてしまうほど。

届いた手紙からは、仁科さんの複雑な想いがあふれています。
藤子の幸せを第一に考えるあまり、自分の存在がその妨げになると思い込んでしまった。
今の関係では、どうしても淡い期待を捨てきれない――。
だからこそ、姿を消すという極端な手段を選んだんですね。

② 会えなくなって募る恋しさ

実家から戻っても、仁科さんの部屋は空っぽ。
連絡も取れず、坂本経由でも音沙汰なし。まさに八方塞がりの状態。

そんなときに届いた手紙を読んで、藤子は思わず飛び出します。
「もう、仁科さんの会社に行くしかない!」
――だって、会いたいし、勝手に消えたことにも怒ってるんだもん。

アポなしで訪ねた藤子は確信しています。
「自分が来たことを伝えれば、仁科さんはきっと来てくれる」
でも再会した仁科さんは、「会う資格がない」と拒絶。
それでも藤子は「待っている」とだけ伝えて、彼の心に火を灯します。

③ 実ったふたり

やっぱり来るよね、仁科さん。
でも、再会して最初に出たのは藤子を気遣う言葉。
お互い、自分のことより相手の心配ばかり。

そして仁科さんは、藤子がここに来た理由に少しだけ期待してしまう。
――期待しちゃうよね。

けれど藤子は、相変わらずはっきり言わない。
ここまで振り回しておいて、最後にかわいく告白なんて…ずるい!
それでも仁科さんの顔、赤くなってニヤけてて…もう最高です。

そしてあの確認。
「藤子さんは、僕のことが好きなんですか?」
うなづく藤子。抱きしめる仁科さん。

もう涙腺崩壊です。
はじめは藤子の目線で読んでいたのに、後半はいつの間にか仁科さん側に気持ちが寄ってしまう。
本当によかったね、仁科さん💕

④ 溺愛が止まらない仁科さん

気持ちが通じた瞬間、仁科さんはもうアクセル全開!
イケメンが決め顔で「離さない」なんて言うんですよ? 最高すぎます。

でも実は、藤子のたった一言でキュンとしてしまう仁科さんが一番かわいい。

そして向かった先は――縁結びの神社。
まさかのプロポーズ!
いつ準備してたの? 指輪も婚姻届も完璧。仕事の合間に用意したの?
いや、きっとずっと前から持ってたんだよね。
未練を断ち切れず、会社に置いてあったのかも…やっぱり少し怖い、ストーカー気質(笑)

「夫婦になれば、もう簡単には離れられない」
そう言いながらも、最後には犬のようにかわいくなる仁科さん。
もう、このギャップがたまりません。

まとめ

消えて、追って、再会して、そして結ばれる――。
長いすれ違いの末にようやく実ったふたりの想い。
仁科さんの闇も愛情も、全部ひっくるめて“癒し”になってしまう回でした。

癒しのお隣さんには秘密がある」シリーズを最初から読む

藤子と仁科さんの“こわくて甘い恋”は、最初から読むともっと胸キュンが倍増します。
二人の出会いから、心の距離が少しずつ縮まっていく過程をもう一度たどってみませんか?
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