恐怖と恋しさの間で揺れていた藤子。
けれど、気づけば「恋しさ」が勝ってしまった。
ついにベランダ越しの“お隣時間”を再開し、ようやく元の生活に戻れる…
そう思っていたけれど――
ここからはネタバレになります!
OJT担当として新入社員の指導を任され、仕事では少し緊張の毎日。
でも、夜になると仁科さんとの会話が待っている。
彼のちょっとキモい(けど愛しい)発言も、今ではツッコミどころとして楽しめるようになってきた藤子。
再び訪れた穏やかな時間が、藤子の心をやさしく満たしていきます。

みどころポイント
1.二人の関係に影を落とす新キャラ・高山?
OJTで登場した新キャラ・高山。
「恋のライバルになるのかな?」と思いきや、藤子の頭の中は仁科さん一色。
むしろ、仁科さんが高山に対して“驚異的な嗅覚”を発揮して嫉妬全開!
『彼氏か!?』という勢いの詰め方で、元ストーカーの過去を知る読者としてはちょっとヒヤヒヤ…。
でも藤子はもう怖がらず、むしろ“痴話げんか”のように受け流しているのが印象的。
二人の関係が、確実に変わってきたことを感じます。
2.どんな仁科さんも、結局好き
笑顔の仁科さんも、自己嫌悪に沈む仁科さんも、嫉妬でちょっと壊れ気味な仁科さんも――
藤子はすべてを受け入れてしまう。
本当はもう好きなんですよね。
でも、なぜか「好き」と言葉にできない藤子。
読んでいる側としては「もう素直に言っちゃえ!」と思わずツッコミたくなるところ。
イケメンで御曹司で、自分のことを一途に想ってくれる相手なんてそうそういないのに…。
藤子がなぜ立ち止まるのか、ここが今後の注目ポイントです。
3.仁科さんの“期待”が切ない
仁科さんは、自分が「ストーカーしていた最低な男」だとわかっている。
それでも、藤子が話しかけてくれる。
クリスマスプレゼントまでくれる。
嫉妬しても逃げずにそばにいてくれる。
そんな藤子の優しさに、仁科さんはつい“期待”してしまう。
「こんな俺でも、もしかしたら――」と。
その淡い期待が、痛くて切なくて、でも読者としては応援せずにいられません。
まとめ
再び“お隣のベランダ時間”が始まり、穏やかで甘い時間を過ごす二人。
それでも、藤子が踏み切れない「好き」という一言。
そして、仁科さんが抑えきれない淡い期待。
関係は少しずつ進んでいるけれど、どこか危うく、目が離せない展開です。
次回、藤子の心がどんなふうに動くのか…要チェックです!
癒しのお隣さんには秘密がある」シリーズを最初から読む
藤子と仁科さんの“こわくて甘い恋”は、最初から読むともっと胸キュンが倍増します。
二人の出会いから、心の距離が少しずつ縮まっていく過程をもう一度たどってみませんか?
📖無料配信18話までの感想|ハイスペック男子の裏に隠された“恐怖の優しさ”とは?
📖19〜35話感想|まさかの正体発覚!? ストーカーだったお隣さんとの恋の行方は…
📖36〜40話|再会したストーカーに自覚する恋心


コメント